性器クラミジアとは?銭湯にも注意が必要なの?

ジスロマックは、抗生物質アジスロマイシンや特殊製剤法マイクロスフェアを採用した事で、従来の同種の治療薬の問題点であった嘔吐や胃痛、食欲不振などの主に胃腸に現れる副作用を軽減しています。
医薬成分の高い移行性や患部組織内の高い医薬成分濃度、長時間の血中半減期により少量の医薬成分でも十分な医薬効果が得られる為、服用量や服用回数が軽減され副作用の発生頻度も非常に低く安全性の高い抗生物質と評価されています。
また、ジスロマックは、人間の細胞内で蛋白合成を行う80Sサブユニットに対して、主成分アジスロマイシンが作用し無いので服用による副作用もほとんど無く、非常に安全性が高いとされています。

この抗生物質は、病原菌の蛋白合成を行う70Sリボソームの50Sサブユニットと結合します。
蛋白合成を初期段階で阻害し病原菌を増殖抑制及び死滅させる医薬効果を示すマクロライド系の蛋白合成阻害薬として、性器クラミジアや淋病、肺炎球菌、マイコプラズマ属などの治療に用いられています。

性器クラミジアは、日本国内でも最も感染者数の多い性行為感染症であり、年間24,000人以上の感染患者が専門の医療機関で治療を受けていますが、100万人前後の感染患者がいると推測されています。
研究機関によっては、性器クラミジアは自己の免疫力により自然治癒が可能とされています。
性器クラミジアは、感染後1週間~3週間の潜伏期間を経て発症しますが、男女共に自覚症状の無い感染患者が非常に多く、感染に気付かないまま性行為を重ね水平感染を拡大させてしまいます。

銭湯の浴室性器クラミジアの病原菌クラミジア・トラコマチスは、感染者の粘膜との直接接触による感染率が50%以上と非常に感染力の強い菌です。
しかし、60度以上の環境に10分間さらされると感染力を失う事から乾燥や熱などに弱い菌とされ、手や顔などの体表や器物の表面などでは長く生存する事が出来ない為に、一般的に性器クラミジアの感染経路は性行為とされています。
温度が低く湿度が高い環境下ではクラミジア・トラコマチスが感染力を喪失するまでの時間が高温低湿の環境下に比べ長く性器クラミジアの感染リスクが高くなります。
クラミジアの感染患部が直接触れる銭湯の椅子や銭湯などのサウナに敷かれたタオル、不衛生な公衆トイレの便座などへの直接接触で感染する可能性があります。
また、家族内に性器クラミジアの感染患者がいる場合には、バスタオルなどタオル類の共用で感染してしまうリスクもあるので気を付ける必要があります。